ベンチマーク問題

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侵食・堆積
[実験]津波による海底地形変化に関する実験
[実験]沿岸湖沼に突入する津波による地形変化に関する水理実験
[実験]津波による港湾内の流況と地形変化に関する実験

[実験]津波による海底地形変化に関する実験
 概要
本研究は、実験により津波による港湾内の地形変化に関する現象を把握することと地形変化モデルの検証データの取得を目的とした。津波による港湾内外の海底地形変化には、港口部急縮による内外の水位差に起因する港口での流速増加や港内での渦の形成が支配的な現象である。砂は流速が小さい渦の中心や港湾内の死水域に堆積した。沈降しきらない一部の浮遊砂は港外へと輸送され港口部前面に堆積した。
 参考文献
榊山勉、松山昌史、吉井匠(2007): 津波による港湾内の海底地形変化に関する実験的研究、海岸工学論文集、Vol.54、pp.I_506-I_510 論文レビュー
 詳細内容とデータ一式
ファイル : 津波による海底地形変化に関する実験(約90.5MB)

[実験]沿岸湖沼に突入する津波による地形変化に関する水理実験
 概要
沿岸湖沼に突入する津波による地形変化に関する水理実験データ。延長約17m、幅0.3mの水路勾配水路において、ゲート急開流れにより津波氾濫流を模擬して、実験(模型縮尺:1/100)を行った。水路の中ほどに固定した浜堤模型の背後の水平床部を移動床とし、これに生じる堆積・侵食量の計測を行った。
 参考文献
三戸部佑太、今井健太郎、平川雄太、会田俊介、高橋智幸(2015): 沿岸湖沼に突入する津波による地形変化に関する水理実験、土木学会論文集 B2(海岸工学)、Vol.71、No.2、pp.I_235-I_240 論文レビュー
三戸部佑太、髙松怜菜、今井健太郎、会田俊介、高橋智幸(2016): 津波流入条件と沿岸湖沼地形変化量の関係に関する水理実験、土木学会論文集 B2(海岸工学)、Vol.72、No.2、pp.I_391-396 論文レビュー
 詳細内容とデータ一式
ファイル : 沿岸湖沼に突入する津波による地形変化に関する水理実験(約73.9MB)

[実験]津波による港湾内の流況と地形変化に関する実験
 概要
津波による港湾内の地形変化に関する実験のデータである。実験には、大型平面水槽(長さ58m、幅20m、深さ 1.6m)が用いられ、港湾を模擬した防波堤と護岸を設置して、固定床実験(水位・流速を計測)、移動床実験(海底地形変化量を計測)が行われた。提供データは、沖合の津波条件および港湾内の代表点における水位・流速と海底地形変化量である。
 参考文献
藤井直樹、池野正明、榊山勉、松山昌史、高尾誠、向原健(2009): 津波による港湾内の流況と地形変化に関する実験およびその数値計算、土木学会論文集B2(海岸工学)、Vol.B2-65、No.1、pp.291-29 論文レビュー
 詳細内容とデータ一式
ファイル : 津波による港湾内の流況と地形変化に関する実験(約0.7MB)
◇ 本実験は、電力11社による電力共通研究として、土木学会原子力土木委員会津波小委員会の助言のもと、実施したものである。
◇ 実験結果を用いて論文投稿等を行う場合は、上記を付記するとともに、土木学会原子力土木委員会津波小委員会へ連絡すること。
  (原子力土木委員会メールフォーム:https://committees.jsce.or.jp/ceofnp/ceofnp_mailform